【一人暮らし】西東京市、住みにくい説【検証済】
どうも、僕です。
今日は、「東京都内で住みやすい街」をテーマに、実際にその街に住んだ感想をまとめていこうと思う。
「住みやすい街の条件」として「都心へのアクセス・生活利便性・治安・街の制度」の4項目に分け、5段階評価で10〜30代の単身者を対象とした基準で点数を付けていく。黒星(★)の数が多いほど高評価となる。
なお、都心へのアクセスは電車移動を基本とし、車やバイクは所持していないものとする。生活利便性は駅周辺の商業施設、飲食店等の充実具合。治安は住人の属性や街の清潔さ、風俗店の有無等で判断していく。街の制度はゴミの分別方法にスポットを当てて検証していく。単身者を対象としているので子育て支援制度等は考慮しない。また、23区内・外で住民税の差はあまり無いのでその点も考慮しない。
今回は「西東京市・田無町」にスポットを当てて話を進めていくことにする。
「西東京市」とは東京都の多摩地域東部に位置し、旧・田無市と保谷市が合併することにより誕生した市である。
では早速上記4項目ごとに「西東京市・田無町」の住みやすさを検証していく。
(1)都心へのアクセス ★★★☆☆
田無町を通っている電車は「西武新宿線」だ。評価できる点は「急行停車駅であること。準急、各停は当駅始発があること。西武新宿、高田馬場まで乗り換えなしで行けること。」の3点だろう。
急行に乗れば西武新宿まで約25分で行ける点は魅力的だ。時間に余裕があるのであれば準急や各停でゆっくり座って読書しながら通勤・通学するのも良いだろう。準急でも約30分、各停だと約37分で西武新宿まで行くことができる。
また、高田馬場で乗り換えれることで渋谷や池袋等の主要駅へも出やすいのが西武新宿線の特徴と言える。急行の乗った場合、両駅共に40分かからずに行くことができる。
乗車客のほとんどが都心へ向かうサラリーマンである。
駅構内にはファミリーマート、100円均一、おにぎり屋、立ち食い寿司店がある。
西武新宿駅から新宿駅への距離が徒歩5分程ある点がマイナスポイントとなり、★3つの評価となった。
(2)生活利便性 ★★★☆☆
田無駅から徒歩圏内に市役所があり、引っ越しの手続き等は比較的楽に済ませることができる。駅周辺の商業施設としては大型スーパーや100円均一、薬局、カラオケ店、ブックオフがある。飲食店は先程紹介した駅構内の立ち食い寿司、駅直結でカフェや鎌倉パスタ、大型スーパーのフードフロアがある。駅前には松屋、フレッシュネスバーガー、マクドナルド、日高屋、ファーストキッチン、居酒屋等がある。24時間営業しているのは松屋だけで、マクドナルドも23時に閉まる。
栄えているのは駅前だけで、少し歩けば閑静な住宅街となる。
利便性が悪いわけではないが、24時間営業の店が少ないことと、レンタルビデオ屋がないことから★3つの評価となった。
(3)治安 ★★★★★
道路の交通量は比較的多く、歩道が狭い。自転車専用車線は狭すぎて誰も使っていない。自転車と歩道ですれ違うことも多いが、住民はお互いに譲り合って進む人が多く特別危険視する必要はない。また、定期的にパトカーが巡回しており、無理な横断などを見かけるとマイクで注意するなど、警察の目が行き届いている。
小学生の登校時間には地域の方が交差点や校門付近に立っているのを見かける。このご時世なので地域のそういったサポートがあるのは子供をもつ親としてはとても安心できると思う。
24時間営業の店が少ないこと、大学がないこともあり、週末の歩道も清潔に保たれている。
全ての年代が安心して暮らせる街と言える、文句なしの★5評価となった。治安はとても良いと言えるだろう。
(4)街の制度 ☆☆☆☆☆
ゴミの分別が非常に細かい。
本当にめんどくさい。
不燃ゴミ:歯ブラシやストロー、ビニール類
プラスチック容器:ペットボトルのキャップやラベル類、コンビニ弁当等の容器類
ざっくりとまとめたがこの時点で分別が細かいということが伝わっただろうか。さらに面倒なのがゴミの収集袋だ。市の指定袋に入れて出さないと回収してもらえない。
使用回数の多くなるであろう可燃・不燃ゴミ用収集袋は、中サイズ(20ℓ相当)1セット10枚入り・300円、大サイズ(40ℓ相当)1セット10枚入り・600円とゴミ袋にしては高額だ。
さらにまだ不満点はある。愚痴を言うためにこの記事を書いているのではないかという声もあるがそんなの気にしない。
一番面倒なのがゴミの収集業者だ。奴らはしっかりゴミ袋の中を確認してから回収しやがる。可燃と不燃を混ぜて出すと持っていかない。
世田谷区だったら全部一緒でいいのに。
家にゴミ箱3個用意しないといけないなんてだるすぎ。
当然評価は★0だ。
(5)総合評価 ★★☆☆☆
ゴミの分別はとても細かく、負担になる点は大きくマイナスとなった。しかし都心へのアクセスの良さと家賃の安さも考慮して★2評価とする。
しかし仕事や学校で忙しい現代人には、このゴミの分別の細かさは大きな負担となるだろう。
この記事がこれから西東京市に住もうと考えている人の目にとまれば幸いだ。
余談だが、僕は世田谷区から西東京市に引っ越してきてゴミの分別がめんどくさすぎて、3ヶ月で世田谷に戻った。
部屋探しをする際には間取りや都心へのアクセスだけでなく、街の制度にも着目して慎重に部屋選びをしてほしい。
僕のような経験をする人が一人でも減ることを、心から祈っている。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございました。
色々書きましたが一言にまとめると、
僕がめんどくさがりのダメ人間
ってだけのことなんですけどね笑
ちなみに僕は、西東京市に来て3ヶ月で世田谷に戻りました。